政策と見解−県・市・町の動き

帯状疱疹予防接種 東員町公費助成可決【23.07.22】

町民と党が要望

東員町議会は21日、臨時議会に提案された帯状疱疹(ほうしん)予防接種に公費助成するための予算案を全会一致で可決しました。町民が求めてきたものです。10月1日から開始予定です。
帯状疱疹は、ウイルスにより皮膚の痛みや発疹が起こる病気で、高齢者に多く発症します。予防接種が高額であるため、独自に公費助成を行う自治体が増えています。県内では今年度、東員町以外に7自治体が助成しています。
東員町の公費助成は、50歳以上の町民を対象に接種費用の一部を補助するもの。生ワクチンの接種は4千円(自己負担の4割補助)を60人分、不活化ワクチンは2回分接種で1回1万円(同5割補助)を190人分で、補助金額は合計404万円。事務委託料として38万5千円を計上しています。町は来年度も継続予定です。
町民は接種費用が高額で諦めている高齢者が少なくないとして公費助成を求めてきました。町内の老人会が署名527人分とともに公費助成を求める請願を町議会に提出し、6月の町議会で全会一致で採択されました。
日本共産党の大崎昭一町議は請願の紹介議員の1人となり、6月議会の一般質問でも早急な助成実施を求めていました。

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